2023-06-12
相続手続きにおいて、本来であれば財産を受け継ぐはずの相続人がすでに死亡しているときには、数次相続という相続をおこないます。
しかし、数次相続とはどのような相続なのか、くわしく知っている方は少ないのではないでしょうか。
そこで今回は、不動産を相続する予定のある方に向けて、数次相続とは何か、注意点と手続き方法について解説します。
\お気軽にご相談ください!/
数次相続とは、相続の手続きの途中で相続人の一人が亡くなり、新たに相続が発生することを指します。
珍しいケースのように思えますが、年の近い夫婦などでは起こり得ることです。
数次相続とよく似た用語に代襲相続がありますが、相続人が亡くなるタイミングが異なります。
数次相続は相続手続きの最中に相続人が亡くなるのに対し、代襲相続では相続人になるはずの方が相続開始の時点で亡くなっています。
\お気軽にご相談ください!/
相続税の申告義務のある方が申告前に亡くなった場合、その相続人が相続税の申告と納税の義務を引き継ぎます。
たとえば、親が残した不動産の相続手続きをおこなおうとしていた矢先に子も亡くなってしまうと、孫が相続税の申告と納税をおこなわなければなりません。
その際、申告期限は、相続税の申告をしようとしていた方の死亡を知った日の翌日から10か月後に延長されます。
また、遺産には不動産などのプラスの財産だけではなく、借金などのマイナスの財産が含まれる場合もあるでしょう。
そのような場合は、数次相続でも相続発生から3か月以内であれば、相続放棄が可能です。
\お気軽にご相談ください!/
数次相続をおこなう場合、まずはどちらの相続に関しても相続人を確定しなければなりません。
そして、相続人同士で話し合い、遺産分割協議書を作成しますが、一般的な遺産分割協議書とは書き方が異なる部分があります。
あとで亡くなった被相続人は相続人でもあることを明示するために、遺産分割協議書の氏名欄には「相続人兼被相続人」と書きましょう。
また、内容に異議がないことを証明する署名欄も「相続人兼〇〇の相続人✕✕」となります。
その後に相続登記をおこないますが、中間の相続人が1名のみの場合、手続きが1回で済む中間省略登記が認められます。
数次相続とは、相続の手続き途中で相続人が亡くなり、新たに相続が発生することです。
亡くなった相続人の相続税の申告と納税の義務は、さらにその相続人が引き継ぐなどの注意点があります。
大阪市港区、此花区、大正区を中心に周辺エリアで不動産売却をご検討中の方は、私たち「大阪市不動産売却.com」にお任せください。
弊社のホームページより、不動産査定依頼を受け付けておりますので、ぜひご利用ください。
部署:売却コンサルタント
資格:宅地建物取引士、不動産仲介士
一生に一度あるかどうかの不動産売買取引に不安は付きものです。
どんな些細なことでもお気軽にご相談ください。
私たちは不動産のプロとして、目の前の一人一人に向き合い、そのタイミングで最適な方法での売却をご提案いたします。 一生に一度だからこそ、私たちは正しい情報を発信し、後悔の無い取引をして頂きたいと心から思い、このサイトを立ち上げました。ぜひ、ご満足できる売却・購入ができれば幸いです。
この記事のハイライト ●不動産の査定方法は「机上査定」と「訪問査定」の2種類ある●WEBサイトを閲覧して自分で相場を調べることも可能●査定を依頼する際は、書類を揃え、要望が...
2022-01-22
この記事のハイライト ●相続した不動産が空き家になると、定期的な管理が必要になる●空き家は放置するとさまざまなデメリットが生じる●空き家になる可能性がある場合は、売却を検討...
2022-01-23
相続した不動産を売却したいと考えたとき、まずどこへ相談すれば良いのか迷う方はいるのではないでしょうか? 不動産相続による相談窓口は、そのときの状況によって異なります。 そこで今回は、相続...
2022-01-24
不動産を売却する際、不動産会社と媒介契約を結び、売却活動をおこなうことになります。 その際の流れや、契約の種類などについてわからない方も多いのではないでしょうか? そこで今回は、港区・大...
2022-01-25