2023-04-20
築10年は一戸建て売却の有利な条件が揃っています。
所有する一戸建てが築10年を迎えた時に売却を考えている方は、ぜひ記事を読んでご検討ください。
実際に売却をする際に、販売活動のコツや注意点なども併せて解説いたします。
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新築から10年経過で建物の相場は新築時の50%程度です。
10年超で建物の相場は値崩れし、建物の価値があり、売却額でローンの完済の可能性がある築10年の時点で売却をおすすめします。
買主側もデザインの古さも感じず、税の優遇制度も使える場合もあり、割安なため購入意欲が湧く物件です。
築10年のタイミングで売却するのは、一戸建ての売却に適しているといえるでしょう。
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中古住宅は、割安感が重要ですので売り出し価格には注意が必要です。
安すぎると問題があるのかと疑われるので少し高めに価格設定をして、交渉の中で適正値まで値下げすると買主も納得して購入に至ります。
また内覧時には好印象になるように努めましょう。
水回りは特に水垢やカビがないように丁寧な清掃をし、壁紙の破れや床の傷などでも自分で補修できる範囲で修繕をしておきます。
売却益の必要な時期が定まっている場合、余裕のあるスケジュールを組むこともコツです。
売却に半年ぐらいは必要ですので、前もって適正価格の調査、残留物の処分など始められる範囲で売却の用意をしましょう。
期間が迫り、焦燥感から無理な値下げ交渉に応じるなど後悔が少なくありません。
これらのコツは、個人の采配では難しいこともあります。
たとえば適正価格や値下げ交渉などは相場の感覚がなければ対応ができません。
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売却時に注意したいのが売却益と住宅ローン残債の兼ね合いです。
売却額が見込み額より低く住宅ローンの残債の支払いが不可能となると、抵当権が解除できず最悪の場合、売買契約を見直すことにもなりかねません。
また、売却時は契約不適合責任にも注意するようにしましょう。
契約不適合責任とは買主が売却物に対し、説明されたことと異なる部分があった場合に責任を追及できる権利です。
些細な瑕疵や欠陥も漏らさず告知し同意の上で売買契約を締結します。
汚れや傷みが気になる場合にリフォームを検討する方もいらっしゃいますが、多額のリフォーム費用を掛けての修繕はあまり合理的ではないためその点も注意が必要です。
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相場や買主の割安感などを考慮すると、築10年は一戸建て売却に適当な時期です。
売却の際は売り出し価格や内覧への心配りなどコツを押さえて、住宅ローンの残債や契約不適合責任への配慮をした上でおこない、納得の売却を目指しましょう。
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部署:売却コンサルタント
資格:宅地建物取引士、不動産仲介士
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