不動産売却時の火災保険の解約手続きや返金・解約前にやることをご紹介!

不動産売却時の火災保険の解約手続きや返金・解約前にやることをご紹介!

不動産売却を検討したとき、火災保険はそのままで良いのか?どう対応したら良いのかとお悩みの方も多いのではないでしょうか。
不動産の購入時には加入が義務付けられており、売却の際には保険期間の途中でも解約することができます。
そこで今回は、不動産売却時の火災保険の解約手続き方法、返金の有無、解約前にやるべきことをご紹介します。

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不動産売却時の火災保険解約の手続き方法

最適なタイミングで解約の手続きをし、最大限に保険を活用するのが理想的です。
解約の手続きの流れとして、まずは保険会社に連絡して解約の旨を伝えると、後日書類が郵送されてくるので、必要事項を記入して返送します。
火災保険は自動的には解約されないので、連絡を忘れないよう気を付けましょう。
なお、火災保険会社からは、「解約しますか?」などの連絡も来ません。
解約のタイミングは、引渡し後(所有権の移転が済んだあと)が適しています。

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不動産売却で火災保険を解約したら返金はある?

解約して返金されるのは、下記条件に当てはまる場合です。

  • 一括で保険料を支払っている場合
  • 残存期間がある場合

短期契約や保険の残存期間が1か月に満たない場合は、返金されない可能性があります。
火災保険を解約し返金される「解約返戻金」は、以下の計算方法で算出できます。
解約返戻金=支払い済みの保険料×未経過期間の係数
未経過期間の係数は、保険会社によって異なるのでご自身の加入情報を確認しましょう。
ちなみに、返金してもらうには自分から解約の手続きと連絡をしなければなりません。

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不動産売却で火災保険を解約する前にやるべきこと

災害による破損や破壊などがないかどうかを確認し、保険を利用して修繕できるところがあれば、実行しましょう。
建物は経年劣化するので、長く住んでいた家であれば修繕する場所があるかと思います。
修繕せずに劣化したまま引き渡すと、あとから「こんな不具合があった」「ここに被害跡があった」など、買主からクレームが入りトラブルになりかねません。
物件の引渡しが終わり所有者が変わってしまえば、その物件にそれまで加入していた火災保険は無効になります。

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まとめ

不動産売却時の火災保険解約のタイミングは、引き渡し後にするとギリギリまで補償の対象として加入できるのでおすすめです。
保険料一括払いで残存期間がある場合には返戻金を受けられるので、ご自身の状況を確認してみましょう。
なお、不具合は解約前に保険を使って修繕しておくのがおすすめです。
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加藤良一

部署:売却コンサルタント

資格:宅地建物取引士、不動産仲介士

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