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傾いた家は相場価格で売却できる？傾きの許容範囲はどのくらい？
2022-10-30
傾いた家は健康状態にも悪影響があるうえに、災害時の倒壊リスクも高いため、早く手放したいと考える方が多いでしょう。
しかし、傾いた家の需要は低く、なかなか売れないのが現状です。
今回は傾いた家の売却について、傾きの許容範囲と価格への影響、なるべく値段を下げずに売却する方法についてお伝えします。
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傾いた家の売却は可能？傾きの角度の許容範囲
家の傾きが瑕疵としてみなされる基準は、明確には決まっていません。
一般的には、買主が実際の生活にどのくらい支障があるのかという観点から、許容範囲を個人で判断します。
国土交通省が定めた住宅品質確保促進法では、4/1000以上の勾配があれば、「欠陥とみなされる場合がある」とされています。
ホームインスペクションなどを受ける場合は、6/1000以上の勾配があれば、「傾きあり」となるでしょう。
家の傾きは、ホームインスペクション以外にも、水平器を利用して簡単にチェックできます。
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傾いた家を売却するとどのくらい価格が下がる？
傾いた家は、そのまま住み続けることが困難であるため、工事費用を差し引いた価格で売却することになります。
そのため、価格がどのくらい下がるのかは、工事費用がどのくらいかかるのかによって決まります。
床のみの傾きであれば、大掛かりな工事にはならないので、100万円程度の値下げで済むでしょう。
しかし、基礎の沈下や家が全体的に傾いている場合は、300万円から500万円ほど価格が下がってしまいます。
また、修繕工事は単にコストがかかるだけでなく、工務店探しから打ち合わせまで、非常に手間もかかります。
工事が終わるまで時間がかかると、なかなか住み始めることもできないでしょう。
このような事情を考慮して、500万円程度は値下げしないと、売却は難しいと考えられています。
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傾いた家を売却する方法とは？修繕は必要？
傾いた家を売却する方法として、修繕せずそのまま売却する現状渡しのほか、修繕をしてから売却する方法、解体して更地にする方法、そして買取があります。
現状渡しの場合は、手間はかかりませんが、先ほどもふれたように大幅な値下げが必要になるでしょう。
修繕をしてから売却する場合は、コストはかかってしまいますが、相場に近い価格で売却できる可能性も高くなります。
また、基礎や家全体が傾いている場合は、解体してしまったほうが印象が良くなり、売れやすくなるでしょう。
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まとめ
今回は傾いた家の売却について、傾きの許容範囲と価格への影響、なるべく値段を下げずに売却する方法についてお伝えしました。
家の傾きには明確な基準があるわけではないので、自己判断で進めてしまうと、トラブルに発展する恐れがあります。
売却したい家の傾きが気になるときは、ぜひ弊社までご相談ください。
大阪市港区、此花区、大正区を中心に周辺エリアで不動産売却をご検討中の方は、私たち「大阪市不動産売却.com」にお任せください。
弊社のホームページより、不動産査定依頼を受け付けておりますので、ぜひご利用ください。
加藤良一
部署：売却コンサルタント
資格：宅地建物取引士、不動産仲介士
一生に一度あるかどうかの不動産売買取引に不安は付きものです。
どんな些細なことでもお気軽にご相談ください。
私たちは不動産のプロとして、目の前の一人一人に向き合い、そのタイミングで最適な方法での売却をご提案いたします。 一生に一度だからこそ、私たちは正しい情報を発信し、後悔の無い取引をして頂きたいと心から思い、このサイトを立ち上げました。ぜひ、ご満足できる売却・購入ができれば幸いです。
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