2022-05-23
「不動産の買取と、普通の売却方法との違いがわからない」という疑問をお持ちではないでしょうか。
買取にはメリットとデメリットがあるため、状況に応じて最適な売却方法を選択することが大切です。
この記事では、買取とはなにか、仲介との違いやメリット・デメリットを解説いたします。
港区を中心とした大正区、此花区、西淀川区、西区、南港といった大阪ベイエリアでの不動産売却をご検討中の方は、ぜひご参考にしてください。
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不動産を売却するには、大きく分けて仲介と買取という2種類の方法があります。
まずは買取とはなにかについてご説明いたします。
不動産の買取とは、不動産会社が直接不動産を買い取ることを指します。
一般的な不動産売却では、不動産会社に仲介を依頼して不動産の買主を募ります。
しかし買取では不動産会社が直接買主となるため、買主を探す手間がありません。
不動産会社が「この価格で買い取る」という査定価格を出し、それに売主が納得できればすぐに買取の手続きが開始されます。
ここでは「買取保証」と「即時買取」の2種類をご説明いたします。
買取保証では、あらかじめ決められた期間は不動産会社が仲介として、広告を出すなどの売却活動をおこないます。
もし期間内に買主が見つからなければ、前もって合意されていた金額で不動産会社が不動産を買い取る、という保証をつけるものです。
即時買取とは、仲介を挟まずに不動産会社がその不動産をすぐに買い取るものです。
仲介で売るチャンスはなくなりますが、それだけ無駄がなく早く売却することができます。
仲介と買取では以下の違いがあります。
買取では不動産会社が買主となりますが、仲介では一般の個人が買主となることがほとんどです。
また、買取では不動産会社に仲介手数料を支払う必要はありませんが、仲介を依頼して売却が成功した場合は不動産会社に仲介手数料を支払います。
売却価格にも違いがあり、仲介では相場に近い価格で売却することができます。
買取では相場よりも安い金額で売却することになるため、仲介のほうがコスト面では優れていると言えるでしょう。
ただし、仲介で個人の買主を見つけるのは、買取に比べると時間がかかります。
仲介では、不動産会社が広告を出すなどして売却活動をおこない、興味を持った購入希望者が内覧に訪れて、本当に購入するかどうかを決断します。
個人にとって不動産は高額な買い物であるため、買主は慎重になりやすく、購入までに時間を要することが多いです。
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ここでは、不動産売却の際に仲介ではなく買取を選択するメリットについてご説明いたします。
不動産を仲介によって売却した場合、仲介手数料を不動産会社に支払うことになります。
売却した不動産が400万円を超えているケースでは、売却金額の3%+6万円に消費税を加算した金額を仲介手数料として支払います。
たとえば3,000万円で不動産を売却した場合、不動産会社に支払う金額は税込み105万6,000円となります。
しかし買取では、不動産会社が直接不動産を買い取るため、「仲介」手数料は必要ありません。
買取では、査定を依頼した不動産会社にそのまま不動産を売却できるため、すぐに不動産を現金化できます。
一般的に仲介では売却が完了するまでに3か月から半年ほどの期間がかかることが多く、いつ売れるかも把握できません。
しかし買取であれば、最短1週間から1か月ほどで売却が完了します。
短期間で現金化でき、資金計画が立てやすいのもメリットのひとつです。
仲介で不動産を売却するためには広告を出すなどして、広く買主を募集するのが一般的です。
多くの方が内覧に訪れるという点でも、近隣の方に売却活動をしていることを気付かれやすくなります。
周囲に気付かれないように仲介で売却することも可能ですが、宣伝を控えるため買主が見つかりにくく、売却が長期化する傾向にあります。
不動産買取では不動産会社とのやり取りだけで売却が完了するため、周囲の方に知られにくく、プライバシーが守られるという特徴があります。
仲介で不動産売却をおこなう場合、すでに引っ越して空き家となっている場合を除き、内覧対応が必要になります。
内覧に来た方に良い印象を与えられるように、家は常にきれいに掃除しておく必要があります。
また、週末や祝日に内覧希望者が来ることが多いため、休日の予定は空けておくことになるでしょう。
しかし買取では、不動産会社が査定のために家を訪れる以外に、不特定多数の内覧者を招き入れる必要はなく、手間もかかりません。
契約不適合責任とは、契約書の内容に合致しないことがあとから判明した場合、その責任を売主が負わなければいけないものです。
たとえばシロアリ被害などを売主が知らなかったとしても、それを伝えずに売却した責任を問われ、代金減額請求などをされることになります。
しかし買取では相手が不動産会社であることから、契約不適合責任は免除されます。
買取でも売却前の査定で不具合が見つかった場合は、売却価格からその分を差し引かれることになります。
それでも売却後に追加で費用を請求されたり、トラブルになったりすることがないのは大きなメリットでしょう。
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買取にはメリットだけでなくデメリットもあるため、どちらの売却方法が良いかをじっくり判断すると良いでしょう。
ここでは買取のデメリットをご説明いたします。
買取の最大のデメリットは、売却価格が安くなってしまうことです。
不動産会社は不動産を買い取ったあと、相場に近い価格で再販売することが一般的です。
再販売する前には不動産のリフォームやリノベーションをおこない、売却しやすいように整えます。
もし相場と同じ価格で不動産を買取した場合、不動産会社は利益が得られず、改修にかけた費用の分は赤字になってしまいます。
そのため、買取は一般的に相場の70%から80%ほどの価格となることが多いです。
仲介手数料がかからない分を差し引いても、売却価格は仲介で売却するよりも安くなってしまうでしょう。
「売却価格が安くなっても早く現金化したい」という方には買取がおすすめですが、「時間はかかっても高く売却したい」という方は仲介を選択するほうが効果的です。
不動産会社ならどこでも買取に対応しているわけではなく、仲介しか取り扱いがない不動産会社も多いです。
そのため、買取で不動産を売却したい場合は不動産会社の選択肢が狭まることになるでしょう。
弊社は不動産仲介だけでなく買取にも対応しておりますので、お客様の状況に合わせたおすすめの売却方法をご提案することが可能です。
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不動産の買取とはなにかについて解説いたしました。
買取では仲介とは違って早く現金化できるというのがメリットですが、その分売却価格が下がってしまうのがデメリットです。
わたくしども「大阪不動産売却.com」では、港区を中心とした大正区、此花区、西淀川区、西区、南港といった大阪ベイエリアで不動産売却を取り扱っております。
買取にするか仲介にするかのお悩みなど、まずは弊社までお気軽にご相談ください。
部署:売却コンサルタント
資格:宅地建物取引士、不動産仲介士
一生に一度あるかどうかの不動産売買取引に不安は付きものです。
どんな些細なことでもお気軽にご相談ください。
私たちは不動産のプロとして、目の前の一人一人に向き合い、そのタイミングで最適な方法での売却をご提案いたします。 一生に一度だからこそ、私たちは正しい情報を発信し、後悔の無い取引をして頂きたいと心から思い、このサイトを立ち上げました。ぜひ、ご満足できる売却・購入ができれば幸いです。
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