不動産売却における減価償却とは?計算方法をご紹介|大阪市の不動産売却コラム

不動産売却における減価償却とは?計算方法をご紹介

みなさんは「減価償却」という言葉を聞いたことはあるでしょうか。
もしくは、聞いたことがあっても詳しい意味は分からない方が多いのではないでしょうか。
この減価償却は不動産売却においてとても重要なことであり、事前に知っておく必要があります。
本記事では減価償却の意味と計算方法をご紹介していますので、不動産売却を考えている方はぜひご確認ください。

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不動産売却における減価償却とは

減価償却とは端的に言うと、「長年使用するものを一括でなく分割で経費にしていく」ものです。
マンションなどの不動産は一瞬で使い切るものではなく、長い年月をかけて使用するものですよね。
ですので、マンションなどでは固定資産の取得にかかった費用をその年の費用とするのではなく、耐用(使用)年数に分割して計上します。
たとえば、1,000万円の資産を10年間使用する場合、最初の年に1,000万円を計上するのではなく、10年間にわたって100万円ずつ計上していくのです。
減価償却とは「自然的に劣化が生じ、価値が下がっていくもの」に当てはまるものとなっています。
ですので、利用していなくても外壁の劣化などが起きる不動産はこの減価償却という考えが用いられるのです。

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不動産売却における減価償却の計算方法

一般的に減価償却の計算方法には定額法が使われます。
定額法の計算式は以下のとおりです。
減価償却費=建物購入代金×0.9×償却率×経過年数
まず、建物購入代金は名称のとおり建物を購入した費用のことで、不動産取得税や登録免許税のほか不動産仲介会社に支払った仲介手数料などの費用も含まれます。
売買契約書などを確認し、具体的な購入金額を把握しておきましょう。
また、減価償却に当てはまるものでご説明したように、「自然的に劣化が生じ、価値が下がっていくもの」が減価償却の対象です。
もし、土地と建物の同時購入であった場合、土地代は除くことに注意してください。
次の償却率は家の構造(木造、軽量鉄骨、RCなど)によって定められている係数です。
具体的な係数は以下のとおりです。

  • 木造:0.031
  • 軽量鉄骨:0.025
  • RC造・SRC造:0.015

こちらも売買契約書などでどれに当てはまるのか確認しておきましょう。
最後の経過年数はマンションを購入してから不動産売却をおこなうまでの期間になります。
こちらも売買契約書に記載があることが多いため、減価償却の計算に売買契約書は役に立つものです。
減価償却の計算をしたい場合には売買契約書と計算式を照らし合わせながらおこないましょう。

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まとめ

本記事では減価償却とは何かと計算方法の2点についてご紹介しました。
マンションなどの不動産売却において減価償却の考え方は非常に深く関わってきます。
所有している不動産の減価償却をしっかりと認識しておきましょう。
大正区を中心に周辺エリアで不動産売却をご検討中の方は、私たち「大阪市不動産売却.com」にお任せください。
弊社のホームページより、不動産査定依頼を受け付けておりますので、ぜひご利用ください。

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加藤良一

部署:売却コンサルタント

資格:宅地建物取引士、不動産仲介士

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